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[書評]オープンソースがビジネスになる理由—勝ち組企業は何をしたか

現在、日本でもオープンソースコミュニティが活発的になってきているとは言え、海外に比べるとまだまだ精力的で魅力的なソフトウェアは少ない。
だが、海外ではこれも無料?といったソフトが次々とオープンソースで配られている。apacheしかりlinuxしかりである。
そもそもなぜ、無料でもいけるのか?理由はただの技術オナニーでもなんでもないわけである。
そこのところの価値観の違いが日本と海外の差であろう。そして、日本でオープンソースコミュニティが伸び悩む理由はここにあるだろう。
しかし、いずれ必ず日本にもビジネスモデルとしてのオープンソースソフトウェアが出るに違いない。
新時代に出遅れない様にぜひとも読んでおこう。

以下、ほぼネタバレ的な感じになります。

そもそも海外と日本のオープンソースの違いは、企業が関わっているか関わっていないか?であろう。
海外のオープンソースは積極的に企業が関わっている特にSunとかSunとかSunである。
ではなぜ企業が金を出すのか?そこにはきっと理由があるはずである。
というか、金を投資することによって何らかの利益を得ることができるはずである。
第一に古いソフトをオープンソース化して維持管理費(ようするにサポート費用)を削るという手法がある。
たとえば、A社が5年も前に出したソフトに利用者が「ここ使いにくい変えてくれ」なんていったことにも対応しなければならないのだ。
もちろん、サポート期間みたいなのを設けてもいいが、ある意味企業価値が下がる手である
しかし、ここで発想を変えてオープンソース化してみる。すると、使いにくいorバグなどは利用者が自分で修正すればいい訳である。(unixにおけるパッチ的な)
するとどうだろう、あの企業はあれのソースを公開したんだぜ!ヒソヒソ」なんて言われながら(どちらかといばプラスだろう)みごとにサポートを打ち切ることができる。
第二にNew BSD Licence見たいに非常に緩和なライセンスでオープンソース化することによって、開発を促進させることができる。
たとえば、途中まで完成させたものをオープンソース化するとする。それが素晴らしいものであれば、どんどん開発が進み新機能が盛り込まれるであろう。
そして、オープンソース化した企業は、それの安定版を発売するわけである。
オープンソース版でテスト稼働させて、使用感がよければ購入させるといった。無料体験版的な扱いもできるし、
こまかな部分の修正機能追加をしなくても、オープンソースコミュニティがしてくれるわけだ。

とまあ、これ以上書くと本が売れなくなってしまうので、書かないが、間違いなく言えることは、今後日本でも企業がどんどんオープンソース財団に入ってくることである。
オープンソースと仲良く付き合うために、開発者も経営者も読んでみてはいかがだろうか?
オープンソースがただの無料ソフトなんて考えは甘かったと思えるようになるだろう。

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[書評]スーパーコンピューターを20万円で創る

先ず書くが、これは決してスーパーコンピューターの作り方が載っているわけではない。
回路図もでてこないし、LSI関連の専門用語がずらずら出てくるわけでもない。新書だしね。
スーパーコンピュータの製作秘話、のようなドキュメンタリーである。

「超高速天文専用計算機を作った男たちーープロジェクトX」

言うならばこういったタイトルがふさわしいかもしれない。ここでいうスーパーコンピュータも東大とか東工大にあるような汎用機ではなくて、
ある一つの計算をさせるためだけの計算機である。だから安くできたというのもあるのだが。
批判のようなものはこの辺にして、スーパーコンピュータがどのようなプロセスでできたのか、
開発に大切なものは何か?素人が一つのものを作り上げるのに何が必要か?といったことが分かるかもしれない。

とくに著者が言う「役割分担がしっかりできたからこそ完成した」やチームワークに関する記述の項は、参考になることが多いだろう。
開発に頓挫しそうになったときや、研究が難航しているときなどに読んでみてはいかがだろうか?
専門的な話もなくスラスラと読める本である。

Amazonへのリンクはアフィも何もして無いので安心してください。

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